第106回京都路地裏探検隊報告 2025年2月16日 探検隊隊長 松林まゆみ
- KACウェブチーム
- 3月20日
- 読了時間: 3分
令和7年2月16日日曜日午後1時、いつものメンバーが地下鉄竹田駅前に集合しました。と言いましても竹田駅は近鉄線と乗り合っており、地下ではありません。
改札口、出口とも南と北に分かれており、なかなか落ち合うことができません。
ああちゃんと調べて正確に決めておけばよかったと反省しながら、隊長が最も遅れて皆さんに合流することになりました。すみません、いよいよ出発です。
今回のコースは城南宮方面ということで、このエリアに詳しい岡本さんご夫婦に
城南宮へ
詳細を計画していただいています。私はほとんど未知の地域ですし、なんといっても今回は仏師の樋口さんが復活参加をしてくださっており、いつもとは違う新鮮な気分です。
樋口さんが復活されたきっかけは、路地裏100回記念誌が届いたことだそうで、何年振りかの再会をとても懐かしそうにされていました。
この日は、比較的晴れて暖かかったのですが、2月初旬までの寒波によりの開花はまだまだです。それでも、そろそろ咲くかなあという期待を込めて、西に向いて歩きます。
ほどなく城南宮に到着。創立年代は不詳ですがだいたい平安遷都のころからといいます。
鳥羽離宮跡公園
鳥羽伏見の戦いの主戦場になったことが有名です。近年では、交通安全の神として
.仰されているのと、立派なしだれ梅の庭園があり、咲きだすと人出でごった返すとのことです。今日は参拝客もまばらでゆっくりできました。いやゆっくりしてたらあかんと岡本さんが先を促します。西鳥居から出て国道1号線を挟んだ真向かいに和菓子屋の「おせき餅」があります。状況からみてすぐおせき餅に寄りたいところですが、そばに横断歩道がありません。100mほど北に上がって横断歩道を渡り、また下がってこないといけません。なんだかなあ、と思いながら、あ、おせき餅はあとで寄る、と。もうちょっと
西に伏見の戦い発の地碑があるそうで。鳥】離宮跡公園になっていまして、少し休憩を。え、15時半には伏見大仏を見に行くんですか。おせき餅には寄るんですよね。しつこいか。
おせき餅をやっと買えて満足した我々は、今度は東に歩きます。たけのご専用のの鋳造所を見つけたり、深草越後屋敷町あたりで「越後屋、おぬしも悪よのう」と時代劇ごっこをしたりしているうちに浄寺(ごんじょうじ)に到着。ここに伏見大仏があると。これは説明不要で、まずは写真を見てください。見学には予約が要りますが、無料です。
境内には誰もおらず、知る人ぞ知る伏見大仏。
偶然かもしれませんが、樋口さんとの再会を導いてくださったようで、とてもありがたく、不思議な気持ちがしました。
これからも路地裏は、「京都人の京都知らず」を探求していきます。お楽しみに。
京都路地裏探険隊隊長 松林まゆみ
京阪墨染め駅近くの浄寺(ごんじょうじ)の大仏さん
次回(第107回)京都路地裏探検隊
2025年3月30日(日)午後1時
京都南座前集合。
円山公園~周辺を歩きます。詳細・コースは「もちろん」未定。
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